判決考察一覧

偽りの三審制~最高裁は、原則唯一の憲法の番人

最高裁の扉を開けることは、限り無く限定された条件が必要 日本は三審制だと、小学生の時に習った記憶があるが、実質的に同じ事件で3回の裁判が受...

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大阪高裁控訴審判決の考える労働者派遣とは?

違法な労働者派遣とは何ぞや? 今一度、パナソニックプラズマディスプレイ事件の平成21年最判を見てみよう。 7ページ下から3行目(1)~ ...

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大阪高裁控訴審判決要旨は、結審直前の一部分だけを採用

結審直前の10行だけが、本事件を左右させた。 大阪控訴審判決の論旨は、本事件の結審直前の被控訴人の主張の一部のみを過大に評価し、それに基づ...

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過去突破出来ず、立法で修正された、派遣先との雇用契約。

大阪控訴審判決は、控訴人との雇用契約を認めない~控訴人は労働者認定 訴外Bらとの雇用契約は成立するのか。 前記アのとおり労働基準法上及び...

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真正な順次請負の6/7は無意味~嘘も6回言えば真実になる?

控訴審判決は執拗に「真正な順次請負関係」に拘ってくる。 控訴審判決の中で「順次請負関係」、「真正な請負契約」、「真正な順次請負関係...

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根本的に真正の順次請負関係など成立してない

そもそも請負契約ってどんな契約? 本事件は雇用契約が存するか否かが大きな争点となっている事は、他の記事でも記してきた通りだ。繰り返しになる...

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労働諸法令は原則として強行法規だ!~使用者を擁護するべからず。

大阪高裁控訴審判決は奇策の塊だ! 大阪高裁控訴審判決は、控訴人と被控訴人との間に雇用契約が成立しない事に、これでもかと奇策を講じてくる。 ...

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行政権と司法権とのねじれ現象はある

三権分立って何なんだろう。 三権分立の建前からすれば、行政権と司法権が異なる判断をする事は問題の無い事だろう。しかしお互いがお互いの判断を...

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外形上の使用者を装う事を回避しなかった事に過失がある!

外見上労働者派遣と認識する事に過失は無い 繰り返し述べてますが、本事件は、違法な労働者派遣事業だ。その論理を行政も採用した。いや、そうじゃ...

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行政の判断と、控訴審判決の契約構造を図示する。

本事件はあくまでも違法な労働者派遣だ! 控訴人の主張はあくまでも、偽装請負であり、二重派遣です。つまりは違法な労働者派遣だとの論理は行政へ...

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